09KC143長澤由紀
訪問日時12月12日(土) 銀河系の星々というワークショップは、毎回1つの恒星を選んで太陽からの距離等を縮尺で表し、銀河系の模型を作成するというものでした。12月は冬の星座たちを作成しようということでした。星を作成するのに小学生低学年の子達が興味津津な様子で手伝っていて、その子達が選んだのはホームベースみたいな形をした、ぎょしゃ座を為している星のうちのメンカリナンという星でした。今までに作成されたものがたくさんあり、円の中心には太陽があり、4方位が端に取られていて、星を作成するために1度ごとに目盛がありました。作成することになったメンカリナンは、太陽からの距離が81光年のところにある白色の19等級の星だそうです。今まで作成されたものの中には、赤色やオレンジ、水色といったカラフルな星がたくさんありました。星にも住所があるという分かりやすい説明で、メンカリナンは赤経05時59分32秒、赤緯+44度56分51秒のところにあるそうです。この住所を元に、まずは西の方向の正確な位置を紐で取っていました。その次に三平方の定理を使って位置を確定させました。今回の場合は太陽から5.7cm、さらにその点から高さが5.7cmのところに印を付けました。針金に印付けしたところをペンチで切り、星である丸いピンのようなものを先に取り付けました。今回は白色だったため色は染めませんでした。最後に分かるようにメンカリナンとシールで示して、その針金を先程までに測った印の付いたところに刺して出来上がりでした。これら一つ一つの作業を出来る限り手伝うことで小さい子から大人まで楽しんでもらうというワークショップでした。実際に私は最後の針金を刺すという肝心なところを体験することが出来ました。毎日一つ一つ増えるため、目に見えて分かりやすい変化があって面白いだろうなと思いました。途中星の色についての三択問題が出されました。それは星の色がどうして違うのかというものでした。出された選択肢には、星の種類が違うからという理由の1番、星の温度が違うからという理由の2番、星にいる宇宙人の色が違うからという理由の3番の3つがありました。答えは2番の星の温度が違うからという理由でした。赤色っぽい星と青色っぽい星では青色っぽい星の方が、温度が高いそうです。この銀河系の星々のワークショップを通し て、全く知らなかった星々の位置関係について知ることが出来たので、とても良い経験になりました。
13 1.3m望遠鏡案内
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私は1.3m望遠鏡案内というイベントに行ってきました。この大型望遠鏡は常時公開用望遠鏡としては、兵庫県にあるものが1番、群馬県にあるものが2番、これらに続く国内3番目の大きさだそうです。説明によると、そもそも望遠鏡というのは光を集めるものとされており、主に屈折望遠鏡と反射望遠鏡の2種類があるそうです。屈折望遠鏡はレンズを用いた望遠鏡であり、反射望遠鏡は凸面鏡を用いた望遠鏡で、珍しいものだそうです。よく見える理由としては3つのことを話していました。1つ目は光を集めるから暗いものまで見えるそうです。この理由については、望遠鏡ならどんなものに関しても言えると思いました。2つ目は視力がいいから見えるそうです。この1.3m望遠鏡の視力、つまり集光力は肉眼の34490倍であるそうです。これは人間の平均視力を1とすると、600になるそうです。例として仙台市天文台から、北は岩手県一関市、南は福島県福島市までは見えるそうです。さすがにこの高性能さには、かなり驚かされました。普段、私達人間の目というのは、瞳で光を集めているそうです。瞳が反射的に暗い時に大きくなり、明るい時に小さくなります が、暗い時最大で7mmまで大きくなっているそうです。3つ目は、レンズが大きいだけよく見えるそうです。つまり大きさだけで単純に考えても、国内で3番目によく見える望遠鏡であるということになります。ここで注意してほしいことがあると言われました。それは倍率についてです。普通、この望遠鏡の倍率が何倍かという表現は、ないそうです。話を聞いたところによると、倍率と性能は違うということを知ってほしいと言っていました。つまり望遠鏡にも倍率はありますが、倍率だけで性能が決まらないということです。鏡やレンズが大きければ大きいほど、遠くの宇宙を詳しく見ることができるということです。私は話を聞きながら、望遠鏡をまじまじと眺めていました。ふと気が付くと、望遠鏡にはN38 15'23.5"、E140 45'17.7"と書かれてありました。これは天文学の授業でもやった通り、Nが北緯、Eが東経を表しているものだとすぐに分かりました。私は今回、時間の都合上天体観望会には参加出来なかったのですが、いつかこの立派な望遠鏡で天体観測をしてみたいと思いました。大口径ということだけあって、大気条件さえ整えば月や惑星の姿が絶 対素晴らしく見えると思いました。オリオン大星雲はもちろん、20万個近くの星が集まった球状星団や、星の最後の姿の惑星状星雲なども見事だと言っていたので、是非見てみたいと思いました。
16 トワイライトサロン「MA☆(マスター)土佐誠の宇宙が身近になる話」
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トワイライトサロン「MA☆(マスター)土佐誠の宇宙が身近になる話」というイベントだったのですが、この日に限り出張ということで、仙台市天文台長の土佐誠氏の代わりに、天文学者である黒須潔氏から暦に関する話を聞きました。正直のところ、前日本天文学会理事長でいて、かつ東北大学大学院理学研究科天文学専攻の教授だったともある今の仙台市天文台長の話が聞けなかったので、内心少しがっかりしました。暦についての話は、まず1990~2030年の指定した月の新月の日を当てるということをしました。周りで話を聞いていた人3人くらいに年月を聞き、その場でカレンダーを見ただけで見事に的中させていました。根拠としては何か複雑な計算をしているとか難しいことではなく、ルール通りにカレンダーを見れば誰にでも簡単に見つけられるものでした。それは先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口と普通繰り返されるものが、友引→大安になる時があるらしいです。この大安の日こそがまさに新月の日だというそうです。旧暦では新月から新月までで1ヶ月とされていたそうです。この考え方を利用してみると、今月は16日が新月だったとい うことになります。これが本当ならば凄い法則だなあと思いました。そしてもし機会があったら活用したいと思いました。その次に話は江戸時代の暦についてになりました。江戸時代の暦には太陽太陰暦が用いられていたそうです。二十四節気が元になったものが太陽暦、月の満ち欠けが元になったものが太陰暦で江戸時代の暦というのはこれらの組み合わせから成り立っているそうです。また現在と考え方が違って、旧暦では1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、10~12月が冬とされていたそうです。年賀状に新春と書いて表現するのは、この旧暦の考え方が使われているそうです。このこととは別で、日が長いのが夏で日が短いのが冬と考えているのは、現在と同じだそうです。暦について具体的には、1月が立春→雨水正月、2月が春分、3月が穀雨、4月が立夏→小満、5月が夏至、6月が大暑、7月が立秋→処暑、8月が秋分、9月が霜降、10月が立冬→小雪、11月が冬至、12月が大寒と呼ばれているそうです。また1月と7月が先勝、2月と8月が友引、3月と9月が先負、4月と10月が仏滅、5月と11月が大安、6月と12月が赤口とリセットされるそ うです。私はこの話を聞いたことで、暦についての知識がついたので良かったと思いました。
20 仙台芸術遊泳「平野治朗 137億光年の旅」
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これは金沢市出身の芸術家である、平野治朗氏の宇宙に関する作品展示についてのレポートです。現在から宇宙の始まりと言われる137億年前までを、映像と音響によって辿っていくという作品です。作品を見ていたのですが、詳しく聞きたかったので、近くにいた仙台市天文台の方に話を聞きました。話によると、今我々が見ることができる最も背後に見える光は、約137億年前の約4000万光年離れた空間から、放たれた光であるそうです。そしてその空間は、現在約470億光年先にあり、約137億年かけて約137億光年の旅をしてきたということであるそうです。わずか4000万光年の距離を光が進むのに、137億年の時間を費やしたのは、宇宙の膨張が地球への接近を阻んだためであるそうです。これは、流れの速い川を上流へ向かう船が、なかなか前へ進めないことと似ているというように言っていました。また光行距離的な意味では、137億光年以上の距離では、宇宙の晴れ上がり以前となるので、光が直進できず地球への旅が出来ないそうです。つまりそのような距離そのものが、存在しないことになると言っていました。私は仙台芸術遊泳に関する展示を 見て、歴史の長さを感じることが出来ました。137億年の旅ということで、私はまず現代にあったカーソルを昔にさかのぼらせて、紀元前からじっくり見ていくことにしました。カーソルを戻らせている間も様々な出来事や音声を体感することが出来ました。この間は出来事はあまりじっくりは見なかったのですが、音声に関しては時代をさかのぼればさかのぼる程、まるでテレビの砂嵐のようなバリエーションのない音になっていくことに気付きました。現代、つまり私たち人類が誕生してからの音声というのは、昔に比べて様々な音源から音を発しているから、このような違いが生まれるのかなと私は思いました。紀元前からの出来事を振り返ると、色んな生物が出てきたため、去年生物Ⅱの授業で習った生物の進化についての内容を思い出しました。地球の誕生から現在を1日とすると、人類が生まれたのが23時59分30秒くらいだということを聞いたことがありますが、そのことを改めて実感しながら紀元後へとカーソルを進めていきました。時々氷河期を迎えたり、火山が活性化したり、恐竜がいた時代になると、極端に音声が変化するのが聞いていて面白かっ たです。今まであまり芸術家の作品を見る機会がなかったので、とても良い経験になりました。