12/20 展示解説

08KC029 内山未来

12/20 展示解説 この日の展示解説は、「季節の星座と星までの距離」について、スタッフのかたが展示室のなかを詳しく説明してくれた。まず「地球公転カレンダー」では、黄道12星座の説明を受けた。誕生星座は、生まれたときに太陽の向こう側に見える星座が、自分の誕生星座にあたる。しかし、誕生星座は太陽と一緒に昼間に空にあがっているため、誕生月にはみることができない。そこで、誕生星座をきれいに見ることが出来る時期は、生まれた日の3ヶ月前が見やすいとされる。なぜなら、太陽が西の空に沈んだときに、誕生星座がちょうど空にあがっているためである。私は4月うまれなので、1月が見やすいということになる。黄道12星座のうち、冬の星座は牡牛座、双子座、蟹座である。 次に「銀河系の星々」では、銀河系を立体的に捉えた展示がしてあった。テーブルの中心に太陽があり、そのまわりにひとつずつ星をを針金のようなもので刺し、太陽からの距離を3次元で表したものである。銀河系には、数千億個の星が存在している。夏の大三角である、こと座のベガは25光年、わし座のアルタイルは24光年、白鳥座のデネブはなんと1800光年もはなれているのである。平面で見るとただの三角形にしか見えないが、ベガとアルタイルは太陽に近く、デネブはとても遠い距離にあることが分かる。今見ているデネブの輝きは、1800年も前に発せられた光なのである。 冬の星座であるオリオン座は中央に3つの星が並んでいるのが目印になり、右肩に赤いベテルギウス、左足に青白いリゲルがみらるる。 オリオンは腕のいい巨人の漁師で、狩りの女神アルテミスと一緒に暮らしていたが、アルテミスの兄のアポロン神はそれが気に入らなかった。ある日、オリオンが頭だけ水の上に出して海を歩いているのを見つけたアポロンは、妹のアルテミスにそれを指差して、いくらおまえが狩りの女神であってもあの海に浮かんでいる黒いものを射ることは出来ないだろうといった。アルテミスは弓の名手でもあったので、それがオリオンだとは知らずに射止めてしまった。やがてオリオンの死体が海岸に打ち上げられ、自分が殺してしまったと理解したアルテミスは、悲しみオリオンを星座に上げたという。 また、このベテルギウスと、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとを結ぶと、冬の空に巨大な正三角形の「冬の空大三角形」になる。


「平野治朗 137億光年の旅」

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12/20 仙台芸術遊泳「平野治朗 137億光年の旅」 これは、現在から宇宙の始まりまでを映像と音響によってたどっていく、平野治朗さんの芸術作品である。スクリーンに映像が映っていて、付属のダイヤルを回すと世界的な歴史の出来事をさかのぼっていく。ダイヤルがラジオのチューナーのようになっており、西暦に合わせると、その年の出来事と、その当時どんな曲が流行っていたのかや、その当時をイメージした音楽が流れる。それと同時に地球からどんどん宇宙にズームアウトしていく映像が映し出される。最初は地球の映像があり、時代がさかのぼるにつれ1光年ずつ宇宙の姿が見えてきて、最後には宇宙の始まりと思われる爆発の真っ白な映像になる。 出来事は最近の物だと、マイケル・ジャクソンの死去や、日本で皆既日食があったことなどがあった。少しさかのぼると1997年にポケモン、たまごっちのヒットがあり、さらにさかのぼるとハッブル宇宙望遠鏡打ち上げや、1984年にパイオニア10号太陽系を脱出などの歴史がのっている。 私の生まれた1989年前後は、ベルリンの壁崩壊や天安門事件、ヒトゲノムの解読などがある。ダイヤルを回してさかのぼっていくと、23万年前にはネアンデルタール人の誕生となっていて、その当時のを表す曲は水の音や鳥の声、風の音など自然界の音だけであった。 最後は46億年前に地球が誕生したというところで終わっていた。46億年という数字は気が遠くなるし、人類の誕生を考えると、地球は遥か昔から存在しているように感じる。しかし宇宙の誕生からみれば、地球は誕生して約三分の一しか経っていないということが分かる。また、地球は銀河のなかに存在していて、宇宙はいくつも銀河が集まって出来ているということがわかった。宇宙が生まれなければ地球も生まれなかったので、宇宙が誕生したことは神秘的だし、不思議に思う。


1.3m望遠鏡案内

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12/20 「1,3m望遠鏡案内」 仙台市天文台にある望遠鏡は常時公開用望遠鏡としては国内3番目の大きさにあたる。 観測時には天井が東から西の方向に開き、側面についたシャッター式の窓が開くようになっている。よく風を取り込むためらしい。観測室のなかもひんやりとしていて、気温が低めだった。それは室内外と望遠鏡の気温・温度を同じくするためである。暖房を入れたりした場合、観測室のなかに空気の流れが出来、星が綺麗な形ではなく、ぶれたり歪んだりしてしまうのである。そのため冷却CCDカメラをひやす冷凍機も望遠鏡の中に内蔵されている。 望遠鏡は簡単に説明すると、光を集め、遠くの小さいものが見れる機械である。望遠鏡には屈折式望遠鏡と反射式望遠鏡がある。屈折式望遠鏡は、レンズを使って光を集める仕組みの望遠鏡で、よく見かける細長い形をした望遠鏡がこれにあたる。1608年に最初の屈折式望遠鏡が発明され、1610年に、地動説で有名なガリレオ・ガリレイが天体用の望遠鏡の改良した。反射式望遠鏡、鏡を使って光を集める仕組みの望遠鏡である。屈折式望遠鏡に比べると、短くて太いかたちをしている。1668年に、万有引力の法則で有名なニュートンが最初の反射式望遠鏡を発明した。ヤーキス天文台の屈折望遠鏡は10mにもなり、現在使われている最も大きな口径の屈折望遠鏡になる。しかし、反射望遠鏡のほうがコンパクトになるので主流である。仙台市天文台にある望遠鏡は1,3mの鏡が入っている。この鏡は私たちの肉眼と比べて、約34500倍の光を集める力がある。肉眼ではだいたい6等星くらいまで見ることが出来るが、この望遠鏡では、17,3等星まで見る ことが可能である。人間の視力に置き換えると、600くらいの値になる。 例えば直径38mmのピンポン玉は200mも離せば見えなくなるが、1,3m望遠鏡では、70km先に離しても計算上は見えることになる。つまり仙台市天文台からだいたい福島市くらいまでの距離に値する。また肉眼では約6000個の星を数えることができるが、1,3mでは3億5000万個も数えることが出来る。 世界最大の望遠鏡はアメリカのハワイ島マウナケア山頂に設置してある口径10mのケック望遠鏡である。日本最大は、同じくマウナケア山頂に設置してある8,2mすばる望遠鏡である。望遠鏡の性能はレンズや鏡のおおきさで決まり、レンズが大きいほど性能がよい。倍率だけでは決まらないのである。 望遠鏡は宇宙を見るための大きな目玉である。月や惑星のすばらしい姿、星が集まった球状星団わ星の最後の姿の惑星状星雲などもみることができる。